パーレー法の使い方のヒント

パーレー法

パーレー(Parlay)とはもともと海外の競馬やスポーツギャンブルに使用される用語で、違う言い方ではAccumulate(アキュムレート:蓄積する、積み上げるといった意味)という単語にも置き換えられます。
これは複数のオッズをまとめて、オッズを掛け算して当たれば高額配当が得られる賭け方です。
それが転じてカジノのマネーマネジメント戦略としても紹介されるようになっているのですが、カジノにおいてパーレー法という言葉を使うときは逆マーチンゲール法、アンチマーチンゲール法と言い換えた方が分かりやすいでしょう。

パーレー法はマーチンゲールの逆。
つまり、負けるたびに賭け金を2倍にするマーチンゲールの反対、勝つたびに賭け金を倍々にしていきます。
連勝が続くほどに利益が積み上がっていきますから、ツキの流れにうまく噛み合えば短時間で一気に稼げる可能性を秘めています。

マーチンゲール法の解説ページにて、ランドカジノのルーレットで同じ色が出続けた記録は51連続黒と紹介した通り、もし「黒にパーレーで賭け続ける!」と決めてこのような展開になった場合、天文学的な金額が稼げることになります。

もちろんどこかでマックスベット(賭けられる上限)にぶつかってしまいますが、その度にまたゼロからパーレーを始めたとしても、やはり凄い稼ぎになるでしょう。
管理人はオンラインカジノでこれほどの連チャンを経験したことはないのですが、同じ結果が5回~10回続くことは珍しくありません。

OK

パーレー法で10連勝した場合

1単位1ドルで始めたなら10回目の賭け金は512ドル。
そこそこ高額になりますが、的中した場合の総利益は原資の1000倍以上、夢がありますね。

このまま連勝し続けると、計算上は利益も雪だるま式で増えていきます。
しかし現実的にはいつまでも勝ち続けることはできません。

「まだいける!」とチャレンジして「やめときゃよかった」と後悔するのは良くある話。
パーレー法を使うときは自分で決めた回数連勝したらやめて、また1からスタートするというルールを事前に必ず決めておかなければなりません。

例えばそれを4連勝1セットと決めた場合。
4回勝ったらまた1単位に戻して始めるとして、4連勝後に6連敗したケースをご覧ください。

パーレー法を4勝1セットで使った場合

4連勝で15単位の利益を積み上げているため、そこから6連敗してもまだ9単位プラスです。
もし5勝1サイクルとして、10回の結果が5連勝から5敗した場合はプラス26単位。
こうしてサイクルを決めておけば、あとで負けが続いても勝ち越すことができます。

「ギャンブルは引き際が肝心」という格言は、まるでパーレー法のためにあるような言葉。
連勝で残高がどんどん増えていくドキドキ感を味わいながら、どこかでスパッとやめる冷静さをお忘れなく。
短期で大きく勝ち逃げを狙いたい時に試してみて下さい。